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Journey:生い立ち

 

根っからの芸術家

幼い頃から、アンマリーは独創性に富んだ子供でした。絵を描いたり詩を書いたり、何かを削ってつくったり楽器を演奏したり。

両親もそんなアンマリーの創造力をおさえないように育てていきました。

小学 5 年生のときには既に、自分で着けるイヤリングを金属加工で作ったりもしていたのです!

 

 

アクセサリー製作をはじめる

アンマリーが個人用ではなく、販売のためのアクセサリーを作り始めたのは、まだ大学でビジュアルアーツを学んでいた頃です。

最初、彼女は樹脂粘土を使ってアクセサリーを作りました。フリーハンドで樹脂粘土を彫って、成形して、1つ1つのパーツを作っていったので、とてつもない時間と集中力が必要でした。

大学時代のこの時間をかけた鍛錬を通して、アンマリーの彫刻技術は研ぎ澄まされていきました。自分のイメージするアートのイメージに完璧に近づけていこうとする試行錯誤が、

独特な製作テクニックを育てていきました。

作家、マルコム・グラッドウェルの言葉を借りれば、「芸術家は、自分の作品を通して熟達に至る」。

 

ブランドの設立

大学生ながら、元々進取の気性に富んでいたアンマリーは、「ロストワックス技術(ロウで制作した型にコーティングを施し、その後ロウを溶かすことによって鋳型を得る、形状・材質が自由自在な加工方法)」と出会うことで、ブランド設立に向け明確に歩みだしました。

この技術によって、彼女の思い描いたイメージにより近づけた精巧なアクセサリーを、しかもはるかに効率よく作れるようになったのです!

父親の出資で、アンマリーは自分のブランドを設立しました。母親も、営業面で彼女をサポートしました。

19才のときに友だちをアシスタントとして雇い、こうしてアクセサリーブランド「アンマリー・シャニョン」はスタートしたのです。

 

 

ブランドの拡がり

確実に地元・モントリオールでのファンを増やしていった「アンマリー・シャニョン」は、早い段階でカナダの他のエリアやアメリカでも注目を高めていきました。

『シルク・ドゥ・ソレイユ』のパートナーに選ばれたことは、ブランド認知度を一気にひろげました。

『シルク・ドゥ・ソレイユ』の目に留まったのは 2002 年、大学の研修課題として作ったシリーズでした。アンマリーが作ったのは…「舌」に着けるアクセサリー!この大胆な作品たちの写真はトロントの写真展で展示され、グローブ・アンド・メール(カナダ最大の全国紙)の批評家協会賞を受賞しました。それが巨大エンターテインメント集団の目に留まり、アンマリーは『シルク・ドゥ・ソレイユ』のブティックや世界各地で展開される限定コレクションの製作を、10 年もの間担当することになったのです。

カナダを代表する個性派アクセサリーブランドへと成長を遂げた「アンマリー・シャニョン」は、2010 年の上海万博のカナダ・パビリオンでは、「カナダを代表するブランド」として紹介されました。

 

成長と信念

ブランドは拡大を続けましたが、アンマリーの信念は変わりません。

「『本当の自分』でいることが、何より大切で、すてきなこと」

その信念にもとづいた製作面でのテーマ。

制約にとらわれず、トレンドではなく作品それぞれへの深い思いに心を留めて、オリジナルなアクセサリーを、最高品質で、女性たちに提案すること。

ビジネス面においては、創造、製作、マーケティングという全ての工程を目の届くモントリオールのアトリエに集約させることで、常に信念から逸れることなく行われているか責任が持てるような形で管理しています。

 

 

社会を愛すること

アンマリーがすべてのビジネス工程をモントリオールのアトリエに集約させたのは、生まれ育ったケベック州に貢献したい気持ちの表れでもあります。

文化的、芸術的、そして海外への拡がりを持つ経済的な面でのケベック州への貢献。また、多くの社会活動団体(NPO)への援助も積極的に行っています。

こうした社会活動をアンマリーは大きな代価を支払うべき価値あるものと考えています。

アトリエで行われる募金のためのポップアップ・セールや NPO へのスポンサーシップのほかに、売上の一部が寄付金となる限定コラボ・アイテムなども積極的に取り組んでいます。最近では、卵巣ガン検査の啓蒙を目的とした「Jewellery of Hope 」、インディーズ映画を通した文化交流を推進する「Tapis Rouge」とのコラボ・アイテムを展開しています。こうした活動への「アンマリー・シャニョン」の寄付金は、毎年 75,000 ドル以上にも上ります。

こうした社会貢献が評価され、2015 年には YWCA(キリスト教女子青年会)から起業家部門での賞

「Woman of Distinction」を受賞しました。実は 2011 年、アンマリーは YWCA の依頼を受けて、受賞者に授与されるアクセサリーをつくっていました。つまり、アンマリーは自分自身でつくったアクセサリーを授与されたのです!

 

 

著名なファン

アンマリーにとって感慨深かった、2 人の著名ファンとの出会い。

アイリス・アプフェル(インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、94 歳にして今なおニューヨークのカルチャーシーンに影響を与えるファッション・アイコン)は、彼女が責任編集した「ピーボディ・エセックス博物館」での企画展に「アンマリー・シャニョン」の作品を加えました。モントリオール美術館の館長、ナタリー・ボンディルは 2015 年、「アンマリー・シャニョン」20 周年記念展「Retrospective(回顧)」において、その序文を飾ってくれました。

ほかにも、「ケベックの歌姫」と言われるシンガー、イングリッド・サン・ピエールなど、多彩な著名人が「アンマリー・シャニョン」を愛用しています。

 

 

20周年を越えて新しい時代へ

絵画、彫刻など多岐にわたり才能を発揮するアクセサリー・アーティスト、アンマリー・シャニョン。斬新で、カラフルで、大胆で表現豊かなアンマリーの世界観にふれて、誰も無関心ではいられません。20 周年を越えてもなお、ふくらみ続ける規格外の想像力は新しいロゴマークと共に新しい境地へ踏み出しました。

新たなロゴは通称「ハイフン」。アシンメトリーで、慣習にとらわれないアンマリーの作品イメージを反映しています。「完全なる不完全」「自然と人への敬意」「人とちがうこと、それを誇りの思うこと」そんなメッセージがこめられています。